2010年03月24日

さわさわ戦略が破綻するとき

 階段状にナンピン買いで仕掛け、階段状に利益回収する「さわさわ戦略(リピートイフダントラップトレード)。

 必然的に、損玉を寝かすことになるため、キャリートレード戦略も兼ね、高金利通貨通貨に仕掛けるのが一般的と思います。

 たまたま、長期的な上昇相場に乗れれば、仕掛けは次々に利益を生み出し、強制ロスカットに遭うことも無く快適に儲かります。
 でも、こういう相場は例外で、必ず下落相場に捕まって、ロスカットシミュレーションが必要な事態がやってきます。

 いや、むしろ最初からロスカットシミュレーションが必須です。
 総資金量と許容損金額より、総ポジション数を算定し、初めて「さわさわ戦略」と言えるでしょう。 さて、自分の中で総可能ポジション数が算定されたら、通貨ペアの相場変動幅(ヒストリカル・ボラティリティ)を確認します。
 期間は、10年以上、なるべく長期が望ましい。

 さわさわ戦略には、一定以上の変動に対し、損切りする方法と、損切りしない方法の二種類があります。
 特に、損切りしない方法で「さわさわ戦略」を仕掛けるなら、可能なかぎり長期をみて、安全を確保する必要があります。


 損切りしない方法の「さわさわ戦略」が破綻する場合は、下記の二例です。
 
 一つは、買った通貨の国自体が破綻(デフォルト)した時。
 二つ目は、破綻しないまでも、相対金利差が逆転し、スワップポイントが差損になった時。

 両者とも、考えたくはないですが、最悪の事態を考えるのがリスク管理。
 もしも、そうなった時には、全てのポジションを決済(大赤字)するか、売りポジションで「さわさわ戦略」を構築することになると考えています。

 そうなる前に、「売り買い両建てのさわさわ戦略」を勉強中です。


 また、キザミ幅についても、為替変動の波に対して効率が左右します。
 最適キザミは、現実の値動きから試算する以外ないでしょう。

 前回ブログで、2月からの値動きを、1円キザミでシミュレーションしました。

 結果は

   新規仕掛け 8ポジション
   回収    11ポジション
でした。

 このキザミを半分の50銭で試算してみました。

シミュレーション条件
   対象期間   :2月1日〜3月10日
   対象通貨ペア :AUD/JPY
   仕掛ナンピン幅:50銭
   決済利益幅  :50銭
   仕掛けは、1日1回のみの手動イフダン

結果
   新規仕掛け: 35ポジション
   回収   : 35ポジション

 3月10日は、たまたま過去のピークとなり、全てのポジションが決済されました。

 収益は、40日近くかかって、1,750PIPS
 1円キザミで仕掛けた結果は、1,100PIPS
 圧倒的に、忙しく売買した割には、利益率が悪いと見るのか、それとも、6割り増しの利益で喜ばしいのか?

 「さわさわ戦略」の利点は、日々の値動きに左右されず、精神的に楽なこと。

 キザミを半分にするということは、破綻リスクを倍増するということ。
 あくまでも、総資金量との相談です。
 
 前回同様に、一直線に6円下がった場合の損失は、
   平均損3円 X 12本 = 3,600PIPS (私の場合は、加えて過去のポジションが損を加速する)
 たった3円の下落で、大赤字になりますから、10年来の安値55円台を考えただけで恐ろしいですね。
 (平均損14円 X 56本 = 78,400PIPS)

 
 もう一つ、変動が大きい日には、1日の最大仕掛けが7ポジションにもなりました。
 これは、気の小さい私には、50銭キザミは(精神的に)なかなか荷が重そうです。
 これで、長期戦略がぐらつくのでは本末転倒になりますので、くれぐれもノンビリを忘れないように心がけています。
 
posted by のんびりまこちゃん at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | さわさわ戦略
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