2008年10月23日

ヒストリカル・ボラティリティからの考察

 豪ドル円、7月からの下落幅41円は、過去5年間のヒストリカルボラティリティからは下限と判断できます。
 その理由を、簡易計算してみます。
 豪ドル/円、過去5年間の日足データを使って、年間のヒストリカル・ボラティリティを計算すると、8.84%と算出されます。(EXCELの関数)
 8.84%は、標準偏差と呼ばれ、平均値からのばらつき度合いを示すものです。

 大部分(68.27%)のデータは、上下1標準偏差(1σ=1シグマ)の幅に収まります。
 上下に2標準偏差の幅をとると、95.45%がおさまります。
 その幅を上下に3倍とれば、99.73%が入り、収まりきらないデータは0.27%のみとなります。

 さて、今年の豪ドルは7月に104.44をつけ、10月安値は63.16です。
 簡易的に、平均値を104円と63円の中間と仮定すると、83.50 。
 83.50 X 8.84% = 7.38 ≒ 7.40   
 
 標準偏差を7円40銭として、各々の出現値幅を算出しますと、
76.10〜90.90の範囲に、68.27%の確率で入り
68.70〜98.30の範囲に、95.45%
61.30〜105.70の範囲なら、99.73%が収まっていることになります。

 標準偏差は、単純平均(年間の取引日で割り算)を求める必要があります。
 実際の値動きは、7月からの40円もの急落がありますから、平均値は83.50よりも、ずっと高いはずです。
 私の手書きグラフ(1000mmX700mm)から、感覚的に平均を見ると、92円近辺でしょうか。

 この92円を平均と仮定し、上記と同様なシミュレーションをしますと、
83.90〜100.10の範囲に、68.27%
75.80〜108.20の範囲に、95.45%
67.70〜116.30の範囲に、99.73%が収まっていることになります。

 この統計確率からは、本日の値段65円近辺は、稀な(0.27%)チャンスということになります。
 (値が戻るには、キャリトレードの巻き返し?が収まる必要があるとは思いますが・・・)
posted by のんびりまこちゃん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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