2008年07月23日

大きなグラフから受ける相場感覚

 株式の場合は、「三種の神器」が不可欠といわれますが、さわさわ戦略採用の私のFXツールは、場帖(高安日足データ)と、大きなグラフ(ドル円、ユーロ円、豪ドル円)です。

 大きな手書きグラフを毎日眺めていますと、無意識に見えてくるもの、それは・・・ お好みの期間の移動平均、RSI、MACD、ボリンジャーバンド等、お望みのグラフが瞬時に出てくるこの時代に「アナログなやつ」と軽蔑されるかもしれませんが、私は大きなグラフ(1000X700mm)に、米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円の3本を手書きしております。
 (比較し易いように、縦軸目盛りは、通貨毎に違います)

 手書きは、書くのが面倒なだけでなく、書き間違いを訂正するのも大変ですし、広げて見る場所を確保するのも制約がありますし、運搬、保管もマイナス面ばかりです。
 

 しかし、大きな手書きグラフには、上記欠点を補って余りある長所が存在します。

 それは、

  @いつも、同じ物差し(縦軸、横軸)で見られる。
    パソコンでは、画面サイズの制約上、物差しを同じにするのは困難です。
    同じにすると、スクロールが必要になり、画面をずらせば、感覚は狂ってしまう。
    この物差しが変わらないことが、繰り返しの体験を重ねる必要がある相場感覚養成には、不可欠です。


  A長期間を一望できる
    パソコンの画面では、限界がある。
    スクロールさせると、自動的に縦軸が変わってしまうものも多いはず。
    長期間を一望するために、週足、月足を使うと、細かなうねりが見えなくなってしまう。
    暴落、暴騰があった場合でも、過去数年のボラティリティの中で、どの程度の変動なのかを冷静に分析できる。
    「冷静」にというところが重要で、恐怖心が引き起こす傷口拡大も、恥ずかしながら体験しました。


  B異常を検知し易い
    実は、株式相場の「うねり取り」では、必須要件です。
    うねりの「上げ止まり」、「下げ止まり」を感覚として摑み、建て玉してゆくためです。
    日々の動きが小さくとも、全体で変わってきたとか、高値更新、安値更新が止まったとか、戻りの強さまで感覚的にわかるようになるのです。
    個人的考えですが、手書きには手間が多い(時間がかかる)分だけ考える要素が多く、いろんな視点から見るから、異常も見え易いのかなと、思っております。

    面倒なことに、感覚というものはアヤフヤなものですから、縦軸の尺度を変えただけで、トレンドは変わって見えます。
    パソコン画面で、時間足を分足にしたり、日足に変えたりすると、ポジション判断が違ってくるのと同じことです。


 通貨では、取引する(ポジションを持つ)のは、豪ドル/円に限定しております。
 同じように、「うねりとり」では、対象銘柄を一つに限定します。
 その「自分の銘柄」の、値動きを受け止める体験の積み重ねが、相場感覚を醸成します。

 為替のグラフを書くことも、継続することで、意識するしないに関わらず、為替の相場感覚が身につくものと信じます。

 尊敬する「為替王」様のブログでは、ドル円の強気相場(ドル高)を予想しておられます。
 (今週106円台を維持できれば、近いうちに110に向かうのが、メインシナリオ)。
 ここ数ヶ月、驚くべき精度で値動きを当ててきた「為替王」さまが仰ると、説得力があります。

 しかし、私は未熟なせいか、感じ方が異なるのです。
 3月から6月までの上昇がとまり、6月末安値105円を7月15日、16日と割り込んだことで、(今のところ)弱気(ドル安)に感じております。

 私がグラフから強気に感じられるのは、6月高値107円台後半を上抜けた場合です。

 結果はどうなるか判りませんが、自分の見通しを持てるようになることが重要です。
 手間をかけたグラフ作りは、その見通し作りの最短コースの一つと考えますが、いかがでしょうか?
posted by のんびりまこちゃん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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