2009年06月03日

私の「のんびり・さわさわ戦略」

 さわさわ戦略リピートイフダントラップトレード)の基本的考え方は、「為替の変動を当てる」ことをあきらめること

 為替の上下は、当たりません!
 あえていえば、10年単位で考えると、為替ペアの変動幅は、ある程度限られているようにみえます。
 日々の変動は分からないが、「為替は変動している」という事実のみに注目し、その変動を潮力発電所のように収益に結びつける方法が、さわさわ戦略です。

 具体的方法は、階段状に高金利通貨の買いポジションを複数仕掛け、階段状に決済指値を設定する。
 決済されたら、すかさず同一のイフダン指値注文を繰り返します。

 仕掛けと決済の階段の幅(キザミ)が狭ければ、ヒットする確率が高くなり、幅が広ければヒット回数は減ります。
 キザミが狭いほうが、収益が多い傾向があります(ボラティリティによっては、必ず多いともいえない)。
 しかし、キザミが狭いことは、間違いなくリスクが高くなります。
 従って、キザミを決めるには、資金量と為替ペアの変動(ボラティリティ)を配慮する必要があります。

 高金利通貨を選ぶ理由は、買いポジションは、損勘定を抱える必然性を持つシステムのため、少しでも挽回を図りたいためです
 その意味では、キャリートレードの要素も兼ね備えた戦略と言えそうです。
 長期間見て、為替ペアの金利が、逆転しないことが重要です。
 もしも、金利差が逆転するような事態が起きれば、一から戦略の見直しが必要な非常事態になります。

 当然、資金量は限りがあるわけですから、為替変動のどの部分に仕掛けるかを考えます。
 狭い範囲に仕掛ける場合は、損切り(ロスカット)が必要になります。
 07年の値動きを豪ドル/円でシミュレーションした時は、ロスカット分を挽回するのに長期間かかることを発見。

 このことから、私は、10年来の変動幅を意識して、損切りしない方法を選択しました。
 10年来ですから、キザミ幅が広く、数日に一回のポジション変動となります。
 「のんびりさわさわ戦略」と名付けた所以です。
 従って、注文をコンピュータに任せるようなことは不要で、手動で十分間に合います。


 損切りしないとはいえ、想定外の値動きもあり得るはずですから、利益を狙う仕掛け範囲(戦闘範囲)と想定外に下落した場合、ひたすらロスカットに耐える範囲(防御範囲)をあらかじめ考えます。
 もしも、ロスカット範囲を超えたなら、資金の追加や、部分的な損切り(ポジション減少)が必要になります。
 念のため、この事態も考えておきます。
 過去の統計では一直線に下落することはありませんので、このような事態が生じるまでには、ある程度利益を確定しているはずですから、少しは資金的に有利になるはず。

 具体的な通貨ペアは、高金利が魅力の豪ドル/円。
 仕掛け範囲(戦闘範囲)は、104円から80円、キザミ50銭、防御範囲は10年来の安値60円まで。

 結果は、説明するのも恥ずかしいのですが、08年10月から防御範囲に入り、戦略の見直しに迫られました。
 60円を割った2月には、(恐怖心から)ロスカット防止の売り玉を建て、かえって傷を広げるバカな行動もしました。
(下げ相場に対し、売りポジションで仕掛ける両建てを試行。上げトレンドに転換とみた09/3以降は、再びキザミを大きくした買いポジションのみの仕掛けに変更)

 キザミを2円に大きくしてから、精神的安定が得られ、自分でもびっくりするほどです。
 値動きを見て、決済幅を小さくすることはありますが、仕掛けは、厳密にキザミを守ります。
 10年以上の長期視点から、リスクを十分考えているという、心の余裕と申しましょうか。


 この戦略が根底から崩れる事態は、日本の短期金利が豪と逆転すること。
 日本国債発行残高が850兆円、「国と地方の債務残高」は、1200兆円という説もある。
 歳出が80兆円に対し、税収が50兆円、毎年不足分30兆円を赤字国債に頼る体質は変わりそうもない。
 政府は、本気で財政赤字を減らそうとは考えていない。
 借換え債で国民の目を誤魔化している。
 一気に金利が変わるわけではないが、1%金利が上がれば12兆円の金利負担増。
 3%も上昇すれば、金利負担が36兆円。新規発行赤字国債が66兆円となり、完全に税収と逆転する。
 こんな事態に陥らないためにも、日銀は金利を上げられないと想定しております。
 一番国家財政状況に詳しいはずの「財務官僚が国債を買わない」のは、おかしいでしょう?
 『国家と道連れは御免だ!』ということらしい。
 なんと、ふざけた話でしょう(^_-)-☆

 米国の凋落で、ドルは80円を割るとの見方もあるようですが、私は日本の経済基盤のほうが弱いと考えております。
買ってはいけない個人向け国債日本は利上げを急ぐな!OECD事務局長
 たとえ確率は低くとも、わずかでも可能性があるのなら、リスク管理の面からも、資金の一部を外貨に換える必要がある、と思っております。
posted by のんびりまこちゃん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | さわさわ戦略
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